家がサウナみたいに暑くて、夜も寝苦しい…!
みんな夏の暑さ対策はどうしているんだろう?
- 朝夕の打ち水
- 屋外に行かない・安静にする
- 日陰に行く・日陰をつくる
- 冷房する
- 冷たい飲み物や食べ物をとる
- COOLグッズを使う
家の中にいても、”熱中症の危険”があります
夏は、直接日が当たる昼間だけでなく、夜もその熱がこもっています。2階や3階は、さらに天井からの熱で暑く感じます。
家の中でも熱中症が心配です
熱中症は、“家の中と高齢者”が危ない!
年間5万人もの人が、熱中症で緊急搬送されている!?
搬送人数は7年間の平均で5万人近くに達しています。お年寄りが半数以上を占めています。
搬送患者は、高齢者が最も多い。
家の中での熱中症がイチバン多い
直接日光を浴びる屋外は注意するが、屋内では油断しがちなのです。
高齢になると暑さをガマンしたり、暑さを感じにくくなるから、特に注意が必要です。
熱中症の“原因や症状、対策は?
■熱中症の症状と分類
熱中症とは、高温多湿な環境下において、体内の水分及び塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして発症する障害の総称で、表の様なさまざまな症状が現れます。
危険レベルは「気温と湿度のバランス」で見る
気温がそれほど高くなくても、湿度が高い場合は要注意です。
湿度が高いと熱中症になりやすいです。
家の中における熱中症の対策
根本的な改善のためには、住まい自体で調整していく対策も考えましょう
どうすれば、家の温度が下がって“心地よく過ごせる”の?
「熱をいれない」「熱を逃す」「日ざしをさえぎる」のがポイント!
熱を入れないポイント①屋根や天井の断熱をしっかりする
「まずは、熱を入れない」
太陽光の影響を強く受ける屋根や天井をしっかり断熱、遮蔽することが重要です。
熱を入れないポイント②外壁の色や素材も影響します
外壁や屋根の色の素材によって、太陽の熱の吸収率も異なります。
濃い色や蓄熱性の高い素材の場合、断熱や通風なその夏の暑さ対策が必要な場合があります。
熱を溜めないポイント①風が通り抜けるように窓を配置
風が通りやすい位置に窓を配置し、朝晩の涼しい時間帯に窓を開けて室内に溜まった熱を逃がします。
熱を溜めないポイント②1階から2、3階に風を通す
暖まった空気は上へ流れる性質があります。その家の中を縦に流れる風を利用して熱を逃しましょう。
熱を溜めないポイント③風をとりいれやすい窓の配置や窓のタイプを選びましょう
窓は、開けていれば同じだけ風が入ってくる訳ではありません。お隣の建物が近い場合などは、壁に沿って吹く風を捕まえやすい窓の配置がおすすめです。
窓の取り付ける位置や向きがポイント。風を通す窓やドアも上手に使いましょう。
家の脇を通る風を、効率よく取り込む「ウィンドキャッチ」が有効です。
熱を逃すには、早朝・夜間の風通が効果的です
外気温が高くなる昼間を避け、早朝や夜間に通風するとより効率的に熱を逃せます。
緑化や日よけで日ざしをさえぎる
季節や天気に応じて、カンタン操作で出し入れできるシェードやオーニングもおすすめ。
インテリアでもできる涼しさを感じる工夫
寒色系の「青」は、色彩心理学的な冷感効果があります。
涼を感じる素材選びとしては、サラサラした質感の麻や、レース素材などの透け感があるものが涼しく感じます。
家の中で、熱中症にならない・快適に過ごすためには、熱を溜めない・熱を逃がすための工夫が大事です。 今すぐできる工夫としては通風・日よけ・インテリアになりますが、それでも厳しい場合は、断熱の検討がおすすめです。